高校こころの健康授業教材研修会
はじめに 高校こころの健康授業について学校現場等での活用を提案するため、教材スライドの使い方に関する研修会を実施いたします。
背景 思春期は、身体的な成長と心理的な発達が一度に起こる、めまぐるしい変化の時期です。 人間関係や社会活動も複雑化し、さまざまな困難やストレスに直面します。悩みを抱える なかで、こころの健康に不調をきたす生徒も少なくありません。
近年、思春期においては、こころの健康が最も大切であると明らかになってきました。こ れに呼応するように、新学習指導要領(保健体育)では、こころの健康・ストレスケア・ 精神疾患についての記載が大幅に拡充されました。
以上の背景から私たちは、副読本や教材スライドなど、こころの健康教育のための教材を 作成しました。作成に際して、保健体育教諭、高校養護教諭、精神科医、10 代のこころ の健康を支える市民団体の代表らと共に議論し、現場の声を多く取り入れました。高校生 が「自分ごと」として興味をもって学べるよう、アニメやワークを盛り込みつつ、不調へ の気付きや仲間同士の助け合いを重視する点が大きな特徴です。
研修会のスケジュール
(予定)
①はじめに(5分)
②「高校こころの健康授業」のご紹介(20分)
③質疑応答(15分)
④まとめ(5分)
参加希望の方へ 以下の日程候補をクリックし表示されたフォームから必要事項を入力の上、お申込みをお願いいたします。
本研修会は、オンライン形式(Zoom)で実施されます。所要時間は各45~60分程度です。
学校などでの実施が確実でなく検討中でもご参加いただけます。主に学校教員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーといった方々のご参加を想定した内容です。
費用負担はありませんので、お気軽にご参加ください。
研修会の日程
※いずれも内容は同じです。
第一回: 2024年 2/20(火)17:00~18:00
第二回: 2024年 2/27(火)17:00~18:00
資料 高校こころの健康授業の教材スライドは、下記『高校生こころの健康副読本』欄よりダウンロードして頂けるようになっています。受講にあわせてご参照ください。
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中学生こころの健康副読本

高校生こころの健康副読本

思春期を知るために

都立学校専門医派遣事業

平成22年から東京都の事業として継続されている、都立学校における専門医派遣事業に協力参加しています。この事業は、文部科学省「子どもの健康を守る地域専門家総合連携事業」に基づき、都立高等学校等の教職員が、地域の協力医を活用し生徒の心の健康に関する課題(主に精神科医の協力)及び性に関する健康課題(主に産婦人科医の協力)の改善・解決を図ることを目的としております。協力医は担当校を訪問し、教職員との相談や生徒、保護者、教職員向けのこころの健康に関する講演などを行っています。